医療クラウド事業の業務提携に関するお知らせ
2013年4月24日

ライフサイエンス コンピューティングとサイバーリンクス、
医療クラウド事業で業務提携

ライフサイエンス コンピューティング株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:小林亮一、以下LSC)と株式会社サイバーリンクス(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:村上恒夫)は、医療クラウド事業で業務提携いたします。

LSCが開発販売しているクラウド型電子カルテ「OpenDolphinクラウド」とサイバーリンクスが提供しているクラウド型レセプトシステム「クラウドORCA」を相互連携し、両社の販路を活用しながら、更なる普及を目指します。

「OpenDolphinクラウド」は2000年より経済産業省の公募事業で開発が始まった日本初のオープンソース電子カルテ「※OpenDolphin」をクラウド化したサービスです。また、「クラウドORCA」は2000年に日本医師会が開発したオープンソースの電子レセプトソフト「日医標準レセプトソフト(通称「ORCA」)」をクラウド化したサービスです。

orcaimg 両社はともにクラウド型サービスを提供するという強みを生かし、今後ますます重要性が増す在宅診療などの院外医療現場をサポートしていきます。

※OpenDolphinはライフサイエンス コンピューティング 株式会社の登録商標です。

電子カルテ「OpenDolphin」概要

「OpenDolphin」は2000年より経済産業省の公募事業で次世代電子カルテとして開発した日本初のオープンソース電子カルテです。宮崎大学、熊本大学、京都大学、東京都医師会等が中心となって進めてきた地域医療連携ドルフィンプロジェクトにおける電子カルテとして10余年の歴史と実績があります。2007年にASPサービス開始後、2009年にはiPhone・iPod touchに対応、2010年にはiPadへ対応し着実に進歩しています。
「OpenDolphin」は設計思想にMML等の世界標準を取り入れています。次世代の医療標準規格であるISO13606の研究プロジェクト「openEHR」も視野に入れ、オープンで自由な世界に通用する製品を目指し開発しています。
「OpenDolphinクラウド」は、「OpenDolphin」をベースとした商用版電子カルテです。

レセプトシステム「クラウドORCA」概要

クラウド型レセプトシステム「クラウドORCA」は、インターネット経由でアクセスし、日本医師会が提供する「日医標準レセプトソフト」を従来よりさらに安全かつ便利、そしてそれらが低価格で使用できるクラウドサービスです。システム導入、操作研修から、データの一括管理やバックアップ、ヘルプデスク、サポートサイト、障害の現地対応まで一貫したサービスでご利用いただける安心のサービスです。

詳細につきましては[こちら]をご参照ください。

お問い合わせ

医療情報室
和歌山市紀三井寺849-3 担当:松井 TEL:073-448-3677 Webでのお問い合わせ