EDIサービスに金融機関向けデータ伝送サービス「AnserDATAPORT®」接続メニューを追加
2022年4月7日

~EDI2024年問題をサポート~

株式会社サイバーリンクス(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:村上 恒夫、以下 サイバーリンクス)は、2022年4月より、サイバーリンクスが提供するEDIの効率化を支援する「クラウドEDI-Platform」(※1)に、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(以下 NTTデータ)が提供する、金融機関向けデータ伝送サービス「AnserDATAPORT®(Connecure)」(※2)を接続するメニューを追加いたします。
「クラウドEDI-Platform」をご利用のお客様は、本接続メニューを利用することで、金融機関とのセキュアなデータ伝送が可能となり、個別の設備投資を行うことなくEDI2024年問題(※3)を解決することができます。

※1:クラウドEDI-Platform(クラウドイーディーアイ プラットフォーム)
「クラウドEDI-Platform」は、EDIにおける流通BMSをはじめとした様々な通信手順(流通BMS、JCA、 FTP、HULFT等)、通信手段(インターネット、公衆回線、専用線等)に対応し、発注・出荷・受領・返 品・請求・支払などのEDI業務の効率化を支援するクラウドサービスです。
https://cyberlinks-portal.com/service/edi/

※2:AnserDATAPORT®(Connecure)
NTTデータが提供している専用の閉域ネットワークConnecure®を介して、金融機関とのデータ伝送を安全に行うサービスです。AnserDATAPORT®は多くの金融機関で採用されており、総合振込、給与振込、賞与振込、⼝座振替などの決済データや、企業・自治体と⾦融機関で取り決めた任意のデータも伝送可能となります。

※3:EDI2024年問題
2024年から2025年にかけてNTT東西は固定電話網(PSTN)をIP網へ移行する予定です。IP網への移行に際し、ISDNサービス(INSネット/ディジタル通信モード)は2024年のサービス終了が予定されて おり、新しいEDI通信へのスムーズな移行が求められています。

1.背景

2024年にISDNサービスの終了が予定されておりますが、ISDNサービスは受発注などを行うEDI(電子データ交換)や、銀行へ振込データなどを転送するFB(ファームバンキング)・EB(エレクトロニックバンキング)に広く使われているため、企業は早急にインターネット等を使ったシステムへの切り替えが求められています。

2.本サービスの内容

サイバーリンクスの「クラウドEDI-Platform」に「AnserDATAPORT®」との接続メニューを追加することで、EDIサービスをご利用のお客様が個別に回線を用意することなく、金融機関と行うさまざまなデータ伝送(総合振込、給与振込、賞与振込、口座振替など)を円滑に行えるよう支援いたします。

【ご利用ユーザーのメリット】

  • 短期導入:サイバーリンクスの「クラウドEDI-Platform」は、既にConnecure®回線と接続しているため、お客様は個別に同回線を用意することなく、短期間で「AnserDATAPORT®」を使い始められます。
  • 低コスト:Connecure®回線は、当社サービスを利用しているお客様と共同利用するため、自社で回線を用意するよりも安価に導入いただけます。
  • 安心運用:当社運用チームにて、日々のキャパシティ管理や万が一の障害対応を行うため、運用負荷がなく、安心してご利用いただけます。

「クラウドEDI-Platform」×「AnserDATAPORT®」接続イメージ

「クラウドEDI-Platform」×「AnserDATAPORT®」接続イメージ

※ Connecure®回線の構築、 AnserDATAPORT®との接続はサイバーリンクスが行いますが、各金融機関とファイル伝送を実施する際には、お客様自身で事前に金融機関へのお申し込みが必要です。

関連情報(AnserDATAPORT®ウェブサイト)

https://www.adp.ne.jp/

サービスに関するお問い合わせ

株式会社サイバーリンクス SCM営業部
電話番号:03-3453-2000
メールアドレス:scm-sales@ml.cyber-l.co.jp